番組は、ピックアップした8つのニュースについて議論を展開する「夕刊ベスト8」というコーナーからスタート。全米オープンテニスで日本人初の優勝を果たした大坂なおみ選手の話題では、マツコが試合後のインタビューで大坂選手が「格好いいメイクをしていた」と絶賛。その直後、大坂選手以上に化粧の変化の激しい人がいると、マツコは有働を指差す。マツコは続けて「(化粧は)薄いのよ、濃くはないんだけどね。あの人の付けまつ毛を取ったところっていうのはね…オオサンショウウオみたい」と有働のメイクを暴露。有働は「同じ事務所でこの足の引っ張り合い?」と戸惑いを見せると、マツコは「嫌だったら逃げた方がいい、こんなところ!」と言い放ってスタジオを爆笑させた。
また、マツコは有働の性格もイジり倒した。「すごいデキる女なんだけど、ものすごく不器用」と評すると、有働は表情を曇らせて「何でなんですかね? はいはい、ってあしらってる風に見える感じは…最近、真剣に悩んでるんですけど」と進行役をそっちのけでマツコに“ガチ相談”。マツコは、NHK所属だった有働を「地味界のスター」と評した。しかし、有働がフリーになったことで世間のイメージは「なんか大枚(大金)稼ぐ嫌な女」に変わったと突き放し、スタジオから笑いを巻き起こしていた。
まさに蜂の巣状態の有働だったが、気になるのはなぜ全国区ではなく、ローカル局である同番組に“このタイミング”で出演したのかということだ。
「10月から『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のメーンキャスターを務める有働アナですが、『5時に夢中』はその前哨戦と考えられます。しかし、有働アナは来年で50歳。年齢を心配する声もあるようです。そのため、同事務所の先輩であるマツコが出演する番組に出ることで“肩慣らし”しているという噂もあります」(芸能ライター)
『NEWS ZERO』は青山和弘氏の降板というネガティブな報道もあり、有働は“話が違う”と感情的になったとの噂も流れていた。マツコからの“イジリ”は、新番組に送り出すためのエールだったに違いない。