SMAPは大先輩である光GENJIの背中を追い、またスーパーアイドルになる夢を描いて1991年に「Can't Stop!! -LOVING-」でデビュー。しかし、その道は険しかった。「Can't Stop!! -LOVING-」はジャニーズとしては珍しく1位を獲得できず、CDランキング2位に終わった。その後、CDを発売するもランキングではなかなか1位を獲得することは出来ず、1994年発売の12枚目シングル「Hey Hey おおきに毎度あり」でようやく1位を獲得した。
その後は、順調にヒット作を量産していくが、1996年には森且行の脱退、2001年には稲垣吾郎と2009年には草なぎ剛の不祥事など、試練があった。これまで数回解散危機があったことをほのめかしているメンバーだが、おそらくこの出来事がそうだろう。
SMAPメンバーは、SMAPというグループについて「家族」という言葉で表現する事も多く、困難に陥った時には、それぞれ励まし合い、助け合ってきた。
「苦しいときもメンバーが待っているからこそ、乗り越えられた部分は多い。その安心感があることにメンバーもこれまで思いっきり、グループでの活動や個人の仕事に打ち込めてきた。逆に解散後は一人で全て背負っていかなければいけない。困難にぶつかった時、また何気ない日常の中で、“メンバーロス”を感じ、虚無感に襲われてしまうというのが心配ですね」(芸能関係者)
今後のメンバーの精神状態が心配されるが、とにかく今後もメンバーがそれぞれ第一線で活躍してくれることを切に願う。