約7年ぶりとなる今回は、76メーカー、計79作品が参加するという過去最大規模での開催、今大会から制作額に応じてミドル級、ヘビー級、スーパーヘビー級とクラスが分けられるなど、新しい試みが成されることになった。もっとも売り上げが高かったメーカーには賞金と、その年一番のAVメーカーの称号が与えられる。メインサポーターに就任したテリー伊藤は、「この日をずっと待っていた! どの業界でもライバルがいないと延びません、こんなすばらしいことはないじゃないですか! 日本のアダルト業界に元気がないと東京五輪は成功しません!」と叫び、「本当に、世界中が日本のアダルト業界に注目しています。今度ヒュー・ジャックマンが来日しますが、きっと彼は『日本のアダルトはおもしろいのか?』って聞いてきます、そしたら私は『YES』って答えるね」と熱っぽく語った。
また、AV OPENにちなみ自分が作品を担当したらどんな作品を作りたいかと質問されるとテリー伊藤は、「実家のある築地でやりたいね。アニー伊藤(テリー伊藤の実兄)を参加させて、(女優に)卵焼きを乗せたりしてね(笑)」と回答。今回の大会の重要性に関しては、「日本のアダルト業界には世界中のセレブが注目しています」とコメントし、「今、日本人がなにを考えているか、どんな下半身の動きをするのか、結果を安倍首相に電話で報告したいと思います」とまとめた。
注目のスーパーヘビー級には小向美奈子もムーディーズから参加、超ハードシリーズとして有名な作品に出演するとのことで、壇上に上がった小向は、「もうみてくれって感じですね! 私これで優勝できなかったら、ムーディーズやめます」と宣言。前回、自社買いが発覚し、優勝を剥奪されたソフト・オン・デマンドは、社長に復帰した高橋がなり自らが陣頭指揮を取り万全の体制で参加。「社員のボーナスをつぎ込んで制作費5300万円で作りました、20タイトル制作しましたが、がなりが監修に付きまして、9タイトル没になりました。今回は絶対買いません!」と担当者がコメントし、第1、2回のチャンピオンであるエスワンは、同メーカーの人気女優、宇都宮しをん出演の作品になると明かした。
「AV OPEN2014」参加作品は、スーパーヘビー級とミドル級の作品が7月1日から、ヘビー級作品は8月1日からそれぞれ販売を開始。表彰式は10月7日の予定となっている。(マサ)
■AV OPEN2014公式サイト http://www.av-open.jp/