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オリックス山崎福也 ソフトバンク打線に4被弾KO!『夏の陣』6年振りの勝ち越しならず!

▽3日 オリックス 3-5 ソフトバンク(京セラD)
オリックス5勝11敗 観衆 28,100人

 オリックス先発の山崎福也は初回、柳田に26号2ラン、デスパイネに23号ソロと連続本塁打を打たれる不安な立ち上がり。2回には塚田に1号ソロ、3回と4回は三者凡退に打ち取ったものの、5回には真砂にプロ初安打となるソロ本塁打を浴びてしまい、1死後、今宮にヒットを打たれたところでマウンドを降りる。

 打線は初回に吉田正尚が先頭打者本塁打を放つが、ソフトバンク先発の東浜から3回を除き毎回ランナーを出すも仕留めきれず。8回に2番手の森から中島が6号2ラン本塁打で2点差にまで差を縮めるも、最終回、守護神サファテの豪速球の前に三者凡退に倒れた。山崎福也は3敗(2勝)。オリックスは連敗で今季ワーストの借金「11」となった。

 今回のソフトバンク3連戦は、6月26日の北海道日本ハム戦(京セラ)に続き、ファンに人気がある毎年恒例のサマーイベント『Bs夏の陣2017』として、ファイティングレッドのデジカモユニフォームで臨んだ。しかし2009年からスタートした『夏の陣』シリーズで勝ち越したのは2011年のみ(ソフトバンクに3連勝している)で、対象試合数が増えたこともあり、それ以降勝ち越せていない。今年は6月26日、8月1日と2連勝したため、負け越す可能性は無くなっていたが、この連敗で6年振りの勝ち越しのチャンスを逸してしまった。これで『夏の陣』の通算成績は12勝21敗1分。

■オリックス福良淳一監督、試合後の質疑応答

ーー山崎福也は…

 「フォームが緩んでたというか… スローボールを投げるとき」

ーそれはチェンジアップ?

 「カーブもそうだし。それを修正出来ないままじゃないですか。どの球も同じ振りで投げないとああやって捕まる。初回からそういう傾向が出ていただけに」

ーーあれだけ点数を取られるとなかなか厳しいのでは?

 「そうですね。前も言ったように防げるところですからね」

ーー打たれ方にも…

 「問題あり」

ーー2番手の金田はよく投げた?

 「良かったですね。力もあったし」

ーー今後、競った場面でも投げさせてみたいですか?

 「これからどういう使い方をするか決めます」

ーー黒木が3番手で投げたが

 「楽なところで投げさせてやろうと思って、きょうは投げさせたんですけどね。きょうは内容も良かったですよ。バッターに向かっていってたし。今日だけという感じで、次からはまた良いところで使うと思います。自信を取り戻させないと」

ーー打線も追いすがったが?

 「チャンスはあっただけにですね。いつも言うとおりココというところじゃないですか」

ーー相手の東浜はどのように映っていたか?

 「いつも通りじゃないですか。10勝してるピッチャーですからね」

ーーあと一本ですね。

 「そこですね。課題ですね。何とかしないと」

ーー吉田正尚は引き続き好調だが?

 「いいですよ正尚は。最後の打席も惜しかったですしね」

■4回1/3、被安打6(被弾4)、失点5の内容だった、オリックス先発 山崎福也選手降板後の談話

「先発として試合を作れず、申し訳ないということしかありません」

取材・文・写真 / どら増田(オリックス番ライター)

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