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『投票したくない』候補者で当選しそうな人、しそうでない人

 7月11日の投開票でほぼ日程が固まった参院選だが、「週刊文春」が有権者2000人に「この人には投票したくない」候補者のアンケートを行った。

 その結果ワースト5は1位がダントツで谷亮子氏(民主党・比例)、2位が池谷幸雄氏(民主党・比例)、3位が三原じゅん子氏(自民党・比例)、4位が杉村太蔵氏(たちあがれ日本・比例)、5位が福島瑞穂氏(社民党・比例)。以下、11位が蓮舫氏(民主党・東京)で20位までに比例区に出馬予定の各党の“タレント候補”が名を連ねた。
 まず、谷氏だが、柔道五輪金メダリスト、夫はプロ野球選手、二児のママなど天は二物も三物も与えたうえ、ロンドン五輪を目指しての現役続行を宣言。政治家・柔道家・子育ての三足のわらじをはこうとしたために反発を買ったようだが、「比例名簿はかなり上位になるはず。民主党が大敗しても当選する」(政治部記者)という鉄板ぶり。

 体操五輪メダリストの池谷氏は体操教室を経営しているため子育て政策に力を注ぎたいようだが、「バツ2で不倫の過去あり。女性票は厳しいし、名簿順は当然のボーダーラインぐらい。五分五分か」(同)とされ、同じような理由で投票したくない人も多く微妙。

 三原氏は芸能活動を休止し、お金のかからない選挙をアピールしているが、不良キャラのイメージ&過去の男性スキャンダル史が不評。「自民党が大勝しないと難しい」(政治ジャーナリスト)というから厳しい。

 前々回の衆院選で自民党が大勝し奇跡的に比例区で当選を果たした杉村氏だが、衆院時代に何もしなかったことを有権者はしっかり見ており、「誰か出馬を止めなかったのか? よく公認をもらえた」(同)というだけに再びバッジをつけることはなさそうだ。

 普天間基地移設問題をめぐって連立与党から離脱した福島氏だが、基地問題の見識について疑問視する有権者が多く、「民主党との選挙協力なくして社民党はピンチ。比例区だが厳しいのでは」(同)というから自らと党を窮地に追い込んでしまった。

 蓮舫氏は有権者の圧倒的支持を受けているため、「東京選挙区ではかなりの得票数が予想され谷氏以上に鉄板」(同)。
 「アイツには投票したくない」と思う候補者がいる方は同誌の結果をじっくり見てみよう。

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