当初アメリカのメディアは、アメリカ人デザイナーにも可能性があると希望的観測を持っていたが、最近のニュースではブルース・オールドフィールド氏に決まるのではないかと報道している。故ダイアナ妃のお気に入りだった同氏なので可能性は高いが、ケイトさん自身は無名のデザイナーが希望と語っている。
ニューヨーク在住のウェディング・プランナーの千葉えつ子さんによると、「ブルースのデザインはシンプルでエレガントなのでケイトさんのスリムな体型と好みにはあっていると思います。ウイリアム王子がケイトさんにブルースを勧めたとも言われています」「ダイアナ妃のウェディングドレスが1万ポンド(130万円程度)ほどで、今回のドレスの予算も150万円から200万円の範囲内と言われています」という事だ。
ロイヤル・ウェディングから一般のウェディングに目を転じると、アメリカの既製品のウェディングドレスが25万円から上、ヴェラ・ウォングなどの有名デザイナーになると60万円から上に跳ね上がる。
ところで、ニューヨークにはオリジナルのウェディングドレスを仕立ててくれるブティックがある。ダウンタウンの「セリーン・カスタム・デザインズ」もそんな店のひとつで、有名デザイナーのドレスの写真を持参すれば、日本ではなかなかお目にかかれない立体裁断の1点物のウェディングドレスでも30万円ほどと格安で出来上がるというから検討する価値はありそうだ。(セリー真坂)
<参考サイト>
Etsuko Planning
www.etsukoplanning.com
Selene Custom Designs
271 East 10th Street
http://www.selenenyc.com/