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大山倍達氏の孫が逮捕 漫画「空手バカ一代」に熱狂したかつての少年たちに衝撃

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 警視庁新宿署は27日、乾燥大麻を所持していたとして、自称東京都豊島区の自営業で21歳の大山照羅容疑者ら3人を大麻取締法違反(共同所持)容疑で現行犯逮捕したと発表。照羅容疑者は極真空手の創始者、大山倍達氏(1994年死去)の孫であった。

 報道によると、照羅容疑者の逮捕容疑は26日午前2時35分ごろ、新宿区大久保の路上に停車中の乗用車内で乾燥大麻を所持したとしている。同署によると、警戒中のパトカーを追い越した車の助手席に乗っていた照羅容疑者が目をそらすなど不審な動きをしたため、職務質問をした。運転席付近から缶や封筒の中に入った乾燥大麻が見つかったという。3人の尿からは大麻の陽性反応が出た。

 照羅容疑者は覚せい剤取締法違反で1月に有罪判決が言い渡され、執行猶予中だったという。

 倍達氏がモデルとなった漫画『空手バカ一代』(原作・梶原一騎、画・つのだじろう、影丸譲也)は、1971年から1977年まで講談社の『週刊少年マガジン』に連載され、人気を博した。1973年に公開されたブルース・リーの映画『燃えよドラゴン』の人気もあり、国内で一大空手ブームが沸き起こった。最盛期の1990年代には、各都道府県に極真会館の支部が設置され、公認支部道場は世界123カ国に1,000以上、会員数1,200万人の規模を誇った。当時、小学生だった世代は40〜50代。今回の事件は、かつて空手バカ一代に熱中した世代に衝撃を与えた。

 倍達氏の孫の逮捕報道を受けて、ネット上では大きな話題となっている。「子供のころ、少年マガジンの倍達物語で感動したのにな」「空手バカ一代の孫は単なるバカか」「ありゃりゃ! 私は元極真空手総本部の門下生で尊師大山倍達総裁の指導を受けたことがありますので驚きです」「漫画読んでたのにショック」「今は亡き祖父大山倍逹が生きていたら不甲斐ない孫たちを更正させるために極神会に入れて徹底的にヤキを入れるだろうに」「気骨のある男だったのに…名を汚されたな」「極真も分裂して各派が憎み合ってるし、後継者の育成には失敗しましたな」などと批判する声が殺到している。

 照羅容疑者は「私の物ではない」と容疑を否認しているが、今後の展開に注目が集まるところだ。

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