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『ビビット』が転売ビジネスを肯定? 年商1億の転売ヤーも登場で「転売屋が増えそう」と炎上

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画像はイメージです

 27日に放送された『白熱ライブ ビビット』(TBS系)の転売ビジネス特集が話題になっている。

 番組では、転売を巡って起きた広島カープのチケット抽選の混雑模様や高級ブランドの行列で起きた暴行事件、桜の木を勝手に切断した事件など、転売にまつわるトラブルなどを紹介。一方で、4年前から転売を始め、現在年商は5000万円から1億円あるという人を顔出しで紹介。他にも、転売だけで年商360万円を稼ぐ主婦を紹介したり、小遣い稼ぎをする主婦も増えていると報じてた。

 番組内では、アーティストのチケットやグッズ販売に限ったことではないとし、ヒカキンが紹介し話題となったセブンイレブンのポテトや調味料のわさビーズ、平成31年の記念硬貨セットなどが高値で販売されていると紹介した。

 本筋は転売について否定的な内容だったが、映像では「19000円払えば許可証とれるので、 古物商の許可をとっていれば安心」「こうすれば誰でも簡単に稼げます」と主張しており、番組に違和感を覚えた視聴者からは不満の声が多く挙がっている。

 ツイッターユーザーからは、「転売は犯罪だよって発信すべきじゃないの」「堂々とテレビ出て、こんなん転売屋増えるに決まってるじゃんか」「ビビットで転売ヤー肯定?番組やってるけど、転売ヤー本当に迷惑なんだけど。適正価格を吊り上げるのは犯罪でしょ」「放送の仕方が悪いわ。 注意点を伝える内容ならいいけど 『主婦=転売 』みたいな放送はやめてほしい」「転売屋が増えそうな放送だな。古物商とってみんなやろうよ!って見える」と炎上状態となっている。

 転売を肯定する番組作りに批判が集中した今回の騒動だが、転売目的の大量買いで、ほしい人が買えないことが問題となっているのも事実である。自分で使用したいらなくなったものをフリマアプリなどで転売するのは自由だが、転売目的で購入し販売することについては古物商許可申請が必要だ。また、チケットの高額販売は違法なので、くれぐれも注意が必要である。

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