2年ぶりの全曲披露に加え、最終日は西野七瀬の卒業ライブということで、いつにもまして注目度は高かった。チケット争奪戦も加熱したようだったが、最近導入された転売対策が功を奏し、表立った転売はおおむね阻止できたようだ。
しかし、現地にいたファンのtwitter投稿によると、始発組が到着時には徹夜組で長蛇の列ができており、午前9時には京セラドームを半周し、その規模は数千人にも及んでいたという。整列がなされていない箇所もあったことから、列への割り込みも多発。中には集団での割り込みも発生していたという。
混乱の中、殴り合いの喧嘩がグッズ列と生写真列で発生。ツイッターでは、その状況を報告するツイートが多々見られた。ツイートによると、割り込んだある男が女に突き飛ばされて転倒して流血し、さらに女が殴る様子もあったという。他にも、割り込まれてキレた女性2人は殴り合いを開始し、止めに入った男性も殴られる事態に。顔を殴られ口の中が血だらけの人もいたという。 中には割り込まれて激怒した人が飛び蹴りを放ったというツイートや、男同士で殴り合いしているという報告も。さまざまな場所で割り込み行為や殴り合いの喧嘩が勃発し、コンサートの祝福ムードとは程遠い殺伐とした状況だったようだ。
この様子はツイッターで拡散し、一部始終が実況された。ネット上では不満の声が続出している。「今日の生写真列は割り込み勢と殴り合いとか口論とか喧嘩勃発するし、押されまくって痛い」「生写真の列ヤバ過ぎ…普通に殴り合いしとる」「先頭付近で人が倒れてるらしくて、運営が事情聴取してる」「割り込み対策してない運営も運営だけどな」と運営側を批判する声もあった。
中には「これってファンではなく転売屋でしょ?人を雇って並ばせた、雇った人を割り込ませて買わせる」という指摘も見られた。本来、楽しいはずのライブが、転売目的や身勝手な一部のファンによって混乱させられることはなくしてほしいものである。今後の運営側の対策に注目が集まる。