松本は、宮迫が闇営業問題で謹慎処分となる約3週間前に直接電話をしていたことを告白。「(お金をもらっていないという弁明について)それは無理やで、世間が誰も信じないで」などと本当のことを言うよう促したが、「わかってくれなかった」と話す。さらに、吉本興業に対しても、疑惑が浮上した芸人について「ちゃんと話を聞いてほしい」と連絡を入れたと話す。
ところが、途中で自分が「老害扱い」をされているような疑念を持ち、静観するようになったという。そして、「俺はあいつのことを思って結構説得したっていうか、だいぶ言ったんですけどわかってくれなかったなあって。寂しいなって思いはあります」と述べた。
さらに、話が「売れっ子の宮迫が降板して大きな影響が出ている」という話題になると、「大阪で(宮迫と)レギュラーやってるけどバタバタ。休み返上で撮り直している」と話し、「だからあいつ(宮迫)はクビでいいんですよ。息子と一緒にNSCでやったらいい」と突き放す。そして、
「あれやけど、あの不倫の時に中途半端に誤魔化すことができたというのが、こいつにとって良くなかったのよ。今回もやっぱりちょっと乗り越えられる認識があった。俺、不倫のときもだいぶ言ったんだけどな、言い訳がダサい」って。
と不倫疑惑を「オフホワイト」と誤魔化したことについても、改めて苦言を呈した。
一方、同じ吉本の先輩で『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)などで共演していた東野は、番組ゲストの中居正広から「東野さんはもらっていると思ってました?」と聞かれると、
「俺は本当に宮迫って人前で歌唄うの好きやし、なおかつ家でじっとするタイプじゃなくて飲み歩きたいタイプだから、あながちホンマやろうなって真面目に思っていた」
と宮迫を信じていたことを告白。さらに、
「宮迫は稼いでるし、もらってないこともあり得るなと思っていた。正直スタッフにもこういうやつやねんと。真面目な話、あいつお金をもらっていなくても歌える奴やねんと話していた」
と話し、嘘をついていたことについては「なんのこっちゃわからないんですよ」と、宮迫の言葉を信じていたことを明かした。
東野はこの後、「宮迫の弁明っていうか、言いたいこともあるだろうけど、なんせ今謹慎中だから」と思いやる。松本も「お金は何らかの形で返さないと…」見ているかもしれない宮迫に優しさとも思えるメッセージを送った。
売れるキッカケを作ったといわれる恩人・松本人志の優しさを無下にした上、「お金はもらっていない」という言葉を信じた先輩・東野幸治を裏切った宮迫博之。「嘘をついた」代償は限りなく大きいものになった。