これまでの報道をまとめると、もともと、入江が詐欺グループの主犯格と知り合い、14年の6月と12月の会合に複数の芸人の出演を仲介。12月の会合では、グループの金庫番が入江の口座に300万円を振り込み、さらに、主犯格から現金で100万円を受け取っていたことが報じられていた。
記事によると、複数の芸人による証言から算出したところ、12月の会合での入江の取り分は50万円以上で、参加していた雨上がり決死隊の宮迫博之が50万〜100万円。ロンドンブーツ1号2号の田村亮が15万〜20万円、レイザーラモンHGが10万〜15万円。
また、ワタナベエンターテインメントのザブングルや、当時まだブレイク前だったガリットチュウの福島善成は、数万円程度だったようだ。
同じく、同年6月の誕生日会では、くまだまさしら7人が参加したが、こちらは各自5万円ほど。正規営業のギャラの相場より格安だったというのだ。
「闇営業をこなした芸人は責められるべきだが、ここに来て、入江の“罪”を重くしてやろうという動きがある。そのため、今後も入江が行った“悪事”が報じられる可能性が浮上」(テレビ局関係者)
このところ、ツイッターの更新が止まりすっかり沈黙している入江だが、今後も自分に対する“火の粉”が降り掛かり続けるようであれば、事を起こすかもしれないというのだ。
「まん延する闇営業の実態を暴露するのでは、と言われています。新たに名前が出た芸人が処分されることは必至。となると、各テレビ局はさらに大混乱に陥りそうです」(芸能記者)
今回の件を受け、吉本興業がきょう27日から都内で、1000人近い若手芸人を対象に異例の緊急コンプライアンス研修を行うというが、“前科”がある芸人は怯えているに違いない。