2014年12月、吉本興業のお笑い芸人らが、その後摘発された特殊詐欺グループの主犯格が主催する忘年会に参加。また、金銭を受け取っていたことが「フライデー」(講談社)で報じられたのをきっかけに、問題に発展していた。入江は契約を解消され、当該芸人計13人には謹慎処分が下されていた。
報道によると、同局が関係者に取材したところ、入江が主犯格から手渡しで、現金100万円を受け取っていたことが判明。この金が営業のギャラとして、処分を受けた雨上がり決死隊・宮迫博之ら、参加していた芸人に分配されたとみられるというのだ。
「一部メディアに、詐欺グループの金庫番が明かしたところによると、詐欺グループの持つダミー会社から、入江の口座にギャラや諸経費などで300万円を振り込んでいたという。そして、今回新たな報道が出たが、入江はその300万円をまるまる懐に入れた上で、主犯格からもギャラを“二重取り”していた可能性も浮上した」(芸能記者)
そもそも、“闇営業”で稼いだ金は現金で手渡されるため、おまけに、領収書があるはずもなく、脱税行為に直結。しかし、なかなか脱税を証明するのは難しいはずだが…。
「入江は自分の口座に金を振り込ませていたということなので、その口座の動きを追い、誰に金を渡したのかを追うことはできる。今後、入江に対して税務当局からの事情聴取が行われるのでは。そうなると、当然、入江が脱税していないかも追及されるだろう」(同)
この問題が新たな局面を迎える可能性もありそうだ。