続けて、太田は「犯罪集団とどっぷりズブズブだったんだろ。金もらっているんじゃねぇかと思っていたんだけどね。宮迫に会ったら『もらっていたなら言ったほうがいいよ』と助言しようと思っていたんだけど」と一連の事件を振り返った。やはり、最初にノーギャラだったと釈明してしまったことが、問題を大きくしてしまったのは確かだろう。
また、太田は素朴な疑問として、「あいつがパーティーに行ったのが、(詐欺集団が)捕まる半年前なわけ。その時点で捕まっていないわけ。それはやっぱりダメなのかね? その時はわからないわけじゃない」と同情気味の意見も寄せた。さらに、雑誌など各メディアで自称元詐欺集団の幹部が登場し、「彼は知っていたはずだ」とコメントしていることに、太田は「お前詐欺集団なんだろ。信用できるのか」とツッコみ、笑いを誘っていた。
太田は芸能の歴史にも触れ、「昔の興行で村祭に呼ばれて、そこで仕切っているのが地元のヤクザだったりする。昔はショバ代はもらうが、カタギには手を出さない」仁義があったとし、「そもそも芸能ってそういうところから来ているから」と、急にコンプライアンス意識を強める今の芸能界やメディア業界に疑問を持っているようだった。
これには「こういう踏み込んだ議論はラジオならではだな」「テレビでフォローした芸人仲間が叩かれてるけど、本音の部分ではあるよな」といった声が聞かれた。太田が指摘する「そもそも論」の確認は重要ではあろう。