「先週に比べ、極端にイベント取材現場の報道陣の数が減っています。それもそのはずで、せっかく取材に来てもらっても、万が一、ジャニーズの“重大発表”があれば台無し。各スポーツ紙には数行しか掲載されず、ワイドショーは放送してもらえない事態になってしまいます。いくら不可抗力とはいえ、イベントを主催する方としては避けたい事態です」(ワイドショー関係者)
さらに、各テレビ局、レコード会社、映画会社、芸能プロなどにとっても、悩ましい事態になってしまったようだ。
「通常、先倒しで情報解禁の日取りを決めますが、現状だと、その決めた日に“重大発表”が当たってしまう可能性も。そうなると厳しいので、ジャニーズ事務所のタレントのイベントなどがある日は何も発表がなさそうなので、ジャニーズのイベントとかぶる日に情報出しが固まってしまうことが多いです」(芸能記者)
25日の各スポーツ紙やワイドショーを見比べると、やはり大々的に扱われていたのは、吉本興業が闇営業にかかわった芸人11人を処分した案件。
そして、歌手の北島三郎らが出席した、都内で行われた音楽イベント「令和にっぽん!演歌の夢まつり」の発表会見。
ジャニーズ事務所の関連では、俳優・長谷川純が出席した、都内で行われた八月新派公演「山村美紗サスペンス 京都 都大路 謎の花くらべ」製作発表会見と、歌手で俳優の山下智久の最新シングル「CHANGE」が、7月1日付のオリコン・週間シングルランキング初登場1位を獲得したニュースがあった。
いずれにせよ、しばらく関係各所にとって予断を許さない状況が続きそうだ。