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ジャニー喜多川社長が実現できなかった“大きな夢”…今後はタレントたちに託される?

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 一代にして日本の芸能界に巨大な帝国を築き上げたジャニー喜多川社長だが、今から7年前のGW、壮大な夢を掲げていたのはあまり知られていない。

 「各スポーツ紙の番記者との懇談会で中国版ジャニーズのプロデュースを宣言。中国側から要請があったそうで、ジャニー氏は快諾。早ければその年の11〜12月に行われるHey!Say!JUMPの舞台で中国版ジャニーズをお披露目することを明かしたのです。それに向け、中国でも絶大な人気を誇るアクションスター、ジャッキー・チェンの協力も取り付けたと言われていました」(ベテラン芸能記者)

 ジャニー氏の「中国進出」の発表の前年の2011年9月には、SMAPが初の海外公演を首都・北京で開催。メンバーが当時の温家宝首相と面会するなど、しっかり中国当局へのパイプも築き、万全の状態での発表となったはずだったのだが…。

 「発表した年の夏、沖縄・尖閣諸島に香港の活動家らが上陸。これを受けて日本の地方議員らが同島に上陸したことで、中国で反日デモが広がってしまったんです。その影響もあり、すっかり中国進出計画は頓挫してしまいました」(中国の芸能界に詳しいジャーナリスト)

 ネットでの規制を大幅に“緩和”したジャニーズだが、タレントたちのツイッターやインスタグラムの開設はまだ解禁されていない。

 しかし、所属タレントの中国版ツイッター・Weibo(微博)公式アカウントの開設はOK。山Pこと山下智久は170万人超、キムタクこと木村拓哉は150万人に近いフォロワーをそれぞれ抱えている。すでに中国でも支持を得ている2人だけに、この先、ジャニー氏の夢を叶えてくれそうだ。

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