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ジャニーズ事務所、“メディア懐柔”戦略が功を奏した? 今後重要人物も退社の噂

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 ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が18日、都内の病院に緊急搬送されたと伝えられているが、その件について報じたメディアはごく一部だった。

 「担当記者を配置している各スポーツ紙やテレビ各局にとってはもどかしい日々が続いている。搬送されたことは間違いないのに、広報担当の役員は『大丈夫だから』とのらりくらりとかわし、本当の容体を口にしない。“フライング”しようものなら、肝心な時に外されてしまうので、ジャニーズの“大本営発表”を待つしかない」(芸能デスク)

 ジャニーズにとっての“宿敵”であるはずの「週刊文春」(文芸春秋)のネット版「文春オンライン」は病院の様子を報じるなどしたが、ジャニーズが打ち出したある戦略のおかげで、ある程度は情報統制できているようだ。

 「今年に入り、『東スポ』、『週刊女性』など昨年まで取材NGだったメディアの門戸を開放した。そうやって懐柔することにより、今回のような有事の際、好き勝手に記事を書かれることを制御することが可能になったんです」(芸能プロ関係者)

 その反動か、出どころが不明な情報を発信するメディアもあり、そのメディアの情報が拡散してしまっているが、ジャニーズとしては先を見越した戦略が功を奏したようだ。

 「ジャニー氏は以前から健康状態が不安。87歳と高齢で、何かが起こってもおかしくない状態だった。そうなった時を見越して、ある程度、メディアを統制できる状態を整えておいたようだ」(同)

 おそらく、今後、徐々に次期社長と目される藤島ジュリー景子氏に体制が移行していくことになりそうだが、そうなった場合、状況が変わりそうだいうのだ。

 「ジャニー氏の側近が会社を辞めてしまうのでは、と言われている。メディアを統制していたのはジャニー氏の側近の一人。ジュリー体制に移行後、以前の状態に戻ってしまいそう」(芸能記者)

 ジャニーズの先行きにはそれなりに不安要素もあるようだ。

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