民放キー局のうち、フジテレビは、雨上がり決死隊がMCを務める「世界の何だコレ!?ミステリー」について、6月26日分と7月3日分は宮迫の出演シーンをカットして放送。
日本テレビは報道各社に書面で、「当該タレントについては、今後の出演を見合わせるとともにすでに収録済みの番組は、出演部分に関して、可能な限り配慮して放送いたします」とコメントを発表。
TBSは「吉本興業が所属タレントの活動停止・謹慎処分を発表したことを受け、当該タレントについて、当社番組への出演見合わせを決めました」と発表。
そして、雨上がり決死隊の冠番組「アメトーーク!」、田村亮が出演するロンドンブーツ1号2号の冠番組「ロンドンハーツ」を放送するテレビ朝日は「収録済みの番組につきましては対応を慎重に検討します」と説明した。
今回の処分による“被害”は関西ローカルのテレビ・ラジオ番組まで広範囲に及んでしまっている。
「さすがに、今後の吉本との関係を考え、各局は違約金までは請求しないだろうが、“穴埋め”として、それなりのクラスのタレントを格安のギャラで起用させたりというのはありそう。結局、関与していない芸人たちがとばっちりを受けるだけ」(テレビ局関係者)
謹慎期間中、処分を受けたタレントたちは息を潜めるような生活を強いられることになりそうだが、そこで“救いの手”を差し伸べそうなのが、あの大物俳優だというのだ。
「もともと、宮迫と親交があるのが唐沢寿明です。とはいえ、今や宮迫よりも、今回処分を受けた芸人の1人である、サッカー界のスーパースター・マラドーナのものまねでブレークしたストロベビー・ディエゴがお気に入り。ディエゴを太っ腹の唐沢が、飲食代から帰りのタクシー代も支払ってまで連れ歩いているそうです」(芸能記者)
2人が唐沢に、処分を受けた件をどう報告したかが気になるところだ。