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まだまだ長引きそうな高嶋政伸と美元の離婚裁判

 俳優の高嶋政伸と女優の美元夫妻の離婚裁判が19日、東京家庭裁判所で開かれたが、2人は出廷せず、双方が最後の証拠資料を提出して結審し、10分足らずで閉廷したことを各スポーツ紙が報じている。

 報道をまとめると、これまで双方合わせて厚さ約6センチ、計約1000ページに及ぶ膨大な書類と証拠資料を提出していたが、この日は新たに高嶋サイドは美元と30代男性の密会を報じた発売中の「女性自身」(光文社)の記事を、一方、美元は政伸の著書「何の因果で」(96年発売)をそれぞれ新たな証拠として提出した。

 「『離婚したい』高嶋としては、美元が新しい男に目移りして婚姻関係が破綻していることを証明したいのだろうが、同誌では美元の不貞行為の決定的な証拠になるような写真がないばかりか、美元は男女の関係を否定。『離婚したくない』美元は、政伸が酩酊状態になると過去の交際相手のことを妄想する、という旨の記述をしている著書を提出し、すでに裁判で証言している酩酊時の高嶋からのDV行為で夫婦の関係が破綻する理由にはならないことを証明したかったのだろう。しかし、いずれも双方の主張を裏付ける証拠としてはかなり弱い」(週刊誌記者)

 一部スポーツ紙には証拠として提出されたという2人のかなりラブラブな写真が掲載され、ワイドショーなどでコメントを求められた弁護士らの専門家の大半は「離婚が成立するのは難しいのでは」との見解。11月9日に判決が言い渡されるが、まだまだそこから揉めそうだという。

 「おそらく、双方いずれかにとって納得の行かない判決が出るだろうから、控訴は確実。となると、和解勧告がなされるだろうが、政伸は6月に出廷した際、『俳優生命をかけてでも離婚したい』と証言しただけに、多少、慰謝料を上乗せしてでも離婚に応じるだろう。これまで、『美元が慰謝料1億円要求』との報道もあったが、政伸との離婚で、現在政伸からもらっている月額45万円生活費がもらえなくなって収入がほとんどなくなる美元からすれば1億円でも足りないのでは」(芸能記者)

 離婚裁判のストレスで激太りも報じられている政伸だが、今後もしばらく頭の痛い日々が続きそうだ。

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