「現実。」とのタイトルで更新された同ブログで倉持は、「今回の件でご心配、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。自分の言葉で伝えるまで時間がかかってしまいファンのみなさんには不安を与えてしまったと思います。申し訳ございませんでした」と語り始めた。
そして、「目の前で起こった事が自分では考えられない出来事で一生出会うことのない、出会いたくない事が私たちの目の前で起きました。よく、これが夢だったらよかったのにと話すことがありますが夢でも見たくない現実でした。今でも目を閉じるとフラッシュバックされたくさんの人前に立つのが怖くなるときがあります。これを乗り越えていかなきゃ先には進めないって口ではいくらでも言えるけど実際、いろいろな問題があります」と、いまだ事件の後遺症に悩まされていることを明らかにした。
4期生としてAKB48へ加入した倉持。すでに多く後輩を持つメンバーとなり、大組閣ではチームBのキャプテンにも就任している。そんな彼女は、「今までたくさんの先輩方が一つ一つ積み上げてきたAKBの歴史を壊されてたまるか 憶測でいろんなことを言う人 心ない言葉をはく人がいますがそんな人間に私たち48G何百人の夢を閉ざされたくない。だから私たちは負けない」と力強く語っている。
さらに、当時の警備に問題があったのではないかということが多く報道されているが、「正直 警備のことなど今さら言っても意味がない 時間は止まらないし戻せない これからを考えなけば一歩も踏み出すことができません ファンのみなさん私たちに力を貸してください。支えてください」とファンへ訴えかけた。
最後には多くの後輩たちから、「私たちが倉持さんを支えます」というメールが来ていることに触れ、「この一言で心にあった鉛が少し軽くなった気がします たくさんの後輩と先輩方とスタッフさん そして、ファンのみなさんと共に歩いていこうと思います」とい綴っている。
また、事件当日に倉持と同じく一緒のレーンにいた高城亜樹もブログを更新、「あの時起きた出来事 目の前で目の当たりにした光景 そして今まで味わったことのない恐怖はあの瞬間に私の脳裏に焼きつきました。本当に怖かった。見知らぬ人が私たちメンバーの方に襲いかかってくる光景は忘れたくても忘れられずふとした瞬間にフラッシュバックします」と綴り、倉持と同じようにフラッシュバックに悩まされていることを語っている。
AKB48は第6回総選挙を開催することが決定しているが、事件で心に大きな傷を負ってしまったメンバーたちのケアも必要であることは間違いない。