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【今行く映画館】モノクロームで綴られる、ある女性の人生賛歌。『木洩れ日の家で』

 ワルシャワ郊外に建つ木造の古い屋敷で暮らしている91歳のアニェラ(ダヌタ・シャフラルスカ)。一人息子のヴィトゥシュ(クシシュトフ・グロビシュ)も結婚して独立し、話相手は愛犬フィラだけ。そんな彼女の楽しみは、双眼鏡で隣人たちの生活をのぞき見ることで…。

 古いベランダ、木洩れ日が一面に輝くガラス窓。歴史に翻弄されたワルシャワ郊外に立つ屋敷に、いまは年老いて愛犬と暮らす老婦人に訪れる穏やかな老後。のはずが、彼女が思ってもいなかった事態に陥ってしまい、アニェラはある決断に迫られる。ユーモラスかつ毅然としたアニェラをポーランドの大ベテラン、ダヌタ・シャフラルスカが演じ、息子役のクシシュトフ・グロビシュ他、老人をとりまく人々を個性的なキャスティングが彩る。監督は1957年ポーランド生まれのドロタ・ケンジェジャフスカ。誇り高く生きてきた女性がすばらしい人生の終幕を迎えるために、決断した事とは?

『木洩れ日の家で』
2011年4月16日より岩波ホールほか全国にて順次公開
(公開劇場の営業時間、上映時間などをお確かめの上お出かけください)
監督・脚本:ドロタ・ケンジェジャフスカ
出演:ダヌタ・シャフラルスカ、クシシュトフ・グロビシュ、パトリツィア・シェフチク、カミル・ビタウ
(C)2007.ポーランド.パイオニア映画シネマデスク

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