(伊藤雅奈子)
−−ハードスケジュールのなか、今年も単独ライブをするのは、驚きです!
吉村 今ちょっと、後悔してます(苦笑)。
徳井 今年もやるって言ったのは吉村なんで、僕は付き合ってるだけ。ネタを作るのはツラくないし、楽しいんで、別になんともないですよ、僕は。ただ、デカいなぁと思いました、4つの会場が。
吉村 計算外だったのが、今年で31歳になったんですけど、夜がぜんぜんダメ! 体力がなくなってる。昔だったら、2連チャンの徹夜なんて平気だったんですけど、今は、1回したら2日ぐらい響きますから。
−−超忙しいのに、なぜ開催するんですか?
吉村 これはね、(ピースの)又吉とも話したんですけど、「しんどくてもやったら、いつかテレビの1コーナーであっても、絶対に役立つときが来るし、実りはある」と。で、『ピカルの定理』でコントはやってますけど、僕と徳井のコントを観られるのは、ライブだけなんですよ。テレビと劇場だと、やれるコントも違ってきますし。
徳井 吉村とのコントは、もうネタですね。テレビで見せるキャラ主導のコントじゃなくて、感覚としてはお芝居です。
−−現段階の仕上がり具合は?
吉村 もう5か月ぐらい前から準備に入ってるから、年始ぐらいから動いてはいたんですけど、それぐらいでちょうどでした。ほぼ上がってはいますけど、練習が嫌いなんでね。怠け者というか。
徳井 けど、吉村はビビりだから、やるんです。俺から(練習を)しようっていうのは、ほとんどないんで。
吉村 そうだね。今年は芸人として大勝負なんで、『ピカルの定理』もそうですけど、いろんな番組に出させていただいて、今まではショーウィンドウに入ってた平成ノブシコブシっていうものを、ちょっと見てみようかとなる人も増えたと思うんでね。そういう意味では、プレッシャーのかかるライブですね。
徳井 今まではライブでしか見せられなかった自分を、テレビでもできるようになったんで、ちょっとラクになれてますけどね、僕は」
−−では、最後にメッセージを。
吉村 ノブシコブシが全力を注ぐ初ツアー。又吉が全公演に出ますんで、そこでチケットが伸びればと思ってます。
徳井 うちらのライブは、台本にないところが跳ねるんで、そこに期待してほしいですね。
【プロフィール】吉村崇(左) 1980年7月生まれ。徳井健太 80年9月生まれ、ともに北海道出身。00年8月のNSC東京校5期生
【平成ノブシコブシ単独ライブ「御コント」】
●大阪公演
5月13日(日) 開場17時半/開演18時
場所:メルパルクホールOSAKA
料金:前売5,000円/当日5,500円
●東京公演
5月27日(日) 開場17時 /開演17時半
場所:よみうりホール
料金:前売5,000円/当日5,500円
●札幌公演
6月10日(日) 開場16時/開演16時半
場所:道新ホール
料金:前売4,000円/当日4,500円
●京都公演
6月24日(日) 開場18時半/開演19時
場所:よしもと祗園花月
料金:前売4,000円/当日4,500円
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