昨年公開され大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」は公開4週目の興行収入が77億円と突破。さすがに、そこまでの勢いはないが、「シンデレラ」の累計興収は40億円を突破しただけに、この勢いがどこまで続くか注目される。
2位は有村架純主演の「ビリギャル」。17日には大ヒット舞台あいさつが行われ、16日までの興収が14.7億円を突破したことが発表されただけに、興収20億円突破も近い?
3位は16日に全国311スクリーンで公開された、大泉洋主演の「駆込み女と駆出し男」。井上ひさしの時代小説が原案で、大泉扮する見習い医師であり駆出しの離縁調停人が奇抜なアイデアと戦術でワケあり女たちの人生再出発を手助けする。駆込み女を戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名、ほかにキムラ緑子、樹木希林、堤真一、山崎努ら実力派俳優陣が競演。2日間で興収1.5億円を突破した。
4位は「名探偵コナン 業火の向日葵」、5位は「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃」、8位は「ドラゴンボールZ 復活の『F』」。3作品はいずれもGW期間に公開されたが、根強い人気。
また、10位の北野武監督の最新作「龍三と七人の子分たち」は公開3週間で動員100万人、興行収入12億円を突破。北野監督作品史上初めて公開初週の映画観客動員ランキング1位に輝いた「アウトレイジ ビヨンド」(最終興収14.5億円)を超える勢いだ。
「昨年、映画関係者を驚かせたのは、時代劇映画『超高速!参勤交代』のヒット。『駆け込み女と駆出し男』も『超高速!参勤交代』と同じような娯楽作品だけに、今後、どんどん数字を伸ばしてヒットしそう。来週は『ビリギャル』とどちらが邦画ナンバー1の興収をあげるかが注目」(映画ライター)
23日は松田翔太と前田敦子の共演で、乾くるみの人気小説を映画化した「イニシエーション・ラブ」が公開。「ビリギャル」と「駆け込み!参勤交代」に割って入れるかが注目だ。