同作は漫画家の手塚治虫さんが亡くなる前の日記の最後のページに書いていた作品の構想を映画化。野田演じる、美大を卒業したが、フリーターとして毎日をただ過ごしている青年が突然倒れ、胃がんで余命3か月であることを告げられ、ひょんなことから女子高生と知り合いストーリーが展開されていく。
「同バンドはただでさえ露出が少ないため、製作サイドはダメ元でオファー。脚本を気に入った野田がオファーを快諾したが、同バンドの大ファンである女優の大竹しのぶと宮沢りえもオファーを快諾。野田と宮沢は現場でかなり親密だったそうで、それが吉高との破局原因になったといううわさも流れていた」(映画関係者)
野田は6歳から小学4年生までアメリカに在住していた帰国子女で英語が堪能。小学5年生からギターをはじめ、高校生だった01年に友人たちと同バンドを結成した。
03年に1万枚限定で1stシングル「もしも」を100円で販売したが即完売。その後、野田の大学受験で活動を休止したが、野田が慶大に合格後活動を再開。精力的にライブ活動をこなして着実にファンを増やし、08年に9枚目のシングル「オーダーメイド」で初のオリコン初登場1位を獲得した。
その後、野田は吉高との交際で一躍知名度がアップ。その吉高とは破局したが、今月、野田初のエッセイ本「ラリルレ論」が発売された。
「演技力はかなりのものだけに、今年度の作品が対象の映画賞では新人賞を総なめにすることも期待されている」(映画ライター)
今後、俳優としても忙しくなりそうだ。