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『ビリギャル』が浮上した今週の映画ランキング

 5月9日、10日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、ディズニーの新作映画「シンデレラ」が3週連続首位を獲得した。

 「シンデレラ」は興収33億円を突破。どこまで数字を伸ばしていくかが注目される。

 2位は先週の4位から順位をあげた、学習塾の塾長を務める坪田信貴氏のベストセラーを、有村架純主演で映画化した「映画 ビリギャル」で興収12億円を突破した。「有村は出演しているフジテレビの月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』の撮影もあるため、プロモーション活動がなかなかできなかったが、辛口の映画関係者も絶賛するほどのデキの良さ。来週以降も数字を伸ばしていきそうで、有村にとっての代表作の1つになりそう」(映画ライター)

 3位は「名探偵コナン 業火の向日葵」、5位は「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃」、6位は「劇場版ドラゴンボールZ 復活の『F』」でいずれも人気アニメの映画最新作が人気。

 新作で唯一トップ10にランクインしたのは、人気少女コミックを真木よう子主演で映画化したラブコメディ「脳内ポイズンベリー」。全国315スクリーンで公開され、興収1.2億円を挙げた。

 先週と変わらず8位は北野武監督の最新作「龍三と七人の子分たち」「興収は10億円突破目前で、興収14億円を突破した『アウトレイジ2』を上回りそうな勢い」(同)

 洋画でトップ10にランクインしたのは、4位の人気シリーズの最新作「ワイルド・スピード SKY MISSION」、10位のハリウッドスター、ウィル・スミス主演の最新作「フォーカス」のみだった。

 16日は井上ひさしの時代小説を映画化した「駆込み女と駆出し男」、哀川翔の芸能生活30周年を記念作で品川ヒロシ監督がメガホンをとった「Zアイランド」などが公開される。

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