5月2日に公開された「ラスト・リベンジ」(ニコラス・ケイジ)に続き、ケイジと並ぶハリウッドスターであるウィリスが主演する「デッド・シティ2055」が有楽町スバル座、ヒューマントラスト渋谷ほかで、同23日から2作連続で全国ロードショー公開する運びとなった。
今回の作品は、企業王に扮したウィリスが、自分が造りだした人造人間に命を狙われるという、アンモラルでセンセーショナルなSFアクション映画だ。
「ダイ・ハード」シリーズを始め、数々の名作に出演してきたウィリスは常に死の淵に追い込まれてきた。そのなかでも、目を引くのは特徴的なキャッチコピーだ。
『ラストボーイスカウト』(1991) “こいつは、また命の限界を越える!”
『エクスペンダブルズ』(2010) “最強無敵”
『エクスペンダブルズ2』(2012) “最強無敵の、その先へ”
『G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013) “斬られるか。撃たれるか”
といった風で危険なキャッチコピーが多い。さらに「ダイ・ハード」シリーズは名キャッチコピー揃いだ。
『ダイ・ハード』(1988) “頼みの綱は彼一人!頭脳と精神力−−−死んでも死なぬタフな奴《ダイ・ハード》いま、戦闘の火ぶたが切られた!”
『ダイ・ハード2』(1990) “また、戦場へ来てしまった運の悪い奴!ワシントンD.C. ダレス国際空港に非常事態発生…テロ集団が航空管制塔を占拠!! 機能は完全マヒ、パニックが続く空港内にまたしても“あの男”がいた!”
『ダイハード3』(1995) “世界一、運の悪い奴。 機転を利かせろ。死んじゃいないぜ。奴が帰って来た”
『ダイ・ハード4.0』(2007) “あの男、再起動”
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(2012) “運の悪さは、遺伝する”
といったようにアクション、SF作品に多数出演し、いつも命を賭けた戦いを見せてくれている。
今作「デッド・シティ2055」では、“ブルース・ウィリス、死す!?”とうたわれている。果たして、ウィリスはついに死すのか? 気になるところだ。