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ゴミからお宝〜アメリカのノミの市の伝説が現実に

 NYでも週末になるとのみの市(フリーマーケット)があちらこちらで開催される。

 プロの出品者は当然目利きなので値打ち品がバカ安で売られる事はないが、寄付された品を売る非営利の店や素人の出品者が売る品の中にはとんでもないお宝が紛れているという「伝説」がある。例えばあるアンティーク店で捨て値で売られていた首飾りを買ったら「To Josephine」という名前が彫られてあり、鑑定に持ち込んだところ、それは皇帝ナポレオンがジョセフィーヌに贈った品だったというからとんでもないお宝。

 また、アメリカ国内には、戦後のどさくさに紛れてアメリカ人が日本から持ち出した日本刀の中には国宝級の物があり、どこかに眠っているという。それを見つけて安く買えば宝くじ並みの金額になるという「伝説」もある。

 先日はそれらの伝説を地で行くニュースが流れた。バージニア州の、のみの市でプラスチック製のおもちゃ人形などの箱いっぱいのがらくたを数ドルで買った女性がいたが、中にあった小さな絵画が何とルノワールの絵だったというのがそれ。

 絵は今月中に競売にかけられるそうで、予想落札価格は約590万から780万円だという。のみの市の伝説は生きていたのだ。

(セリー真坂)

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