3時間SPを放送した同番組には、タレントの松本明子が出演し、1984年から2年間「芸能界を干された原因」を発表。具体的には「放送にふさわしくない言葉を叫んだ」と説明した。
吉村は「一番ヤバい放送禁止用語」と興奮。そして、松本は「その時に叫んだ言葉が次のページにあります」と紹介すると、澤部は「書いてあんの!? ダメ」と注意し、吉村も慌てて「ダメダメダメ」と注意した。
この事件は、新聞の社会面にも掲載されてしまうほど大騒動に発展したという。
経緯としては、深夜ラジオ番組「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」に、アシスタントとしてレギュラー出演していた松本。1984年には、片岡鶴太郎が司会を務めるテレビ番組「オールナイトフジ」との同時生放送が行われた。
その番組の中で、鶴太郎からボーイフレンドの名前をバラされそうになり、松本は「なんでもするからヤメて」と懇願。鶴光からは「なんでもするなら、あの4文字言ってみろよ」とそそのかされた。鶴太郎も鶴光も冗談だったが、松本は「バラされたくない、言ったらウケるかな」という本心でまさかの3回連呼。
松本の放送禁止用語発言に鶴光と鶴等も唖然。スタジオも凍りついて、そのままスタッフに締め出されたという。プロデューサーだけでなく、現場マネージャーも大激怒。松本が所属する渡辺プロダクションも大騒ぎだったという。