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ジャニーズの幹部がそれぞれ語ったSMAP騒動の内幕

 メンバー5人が「SMAP×SMAP」で生謝罪し騒動が収束したSMAPの分裂・解散騒動だが、ジャニーズ事務所の幹部のインタビューが「週刊新潮」(新潮社)と「週刊文春」(文芸春秋)に掲載されている。

 「新潮」はジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長のインタビューを掲載。騒動の発端となった、SMAPのチーフマネージャー・I氏の退社時期について、「まだ検討中ですが、辞める人、特に役員については引き継ぎをする責任があると私は思います」と明言せず。木村拓哉以外のメンバーが独立しようとしたのを、タモリ、堺雅人らが所属する大手芸能プロ「田辺エージェンシー」の社長が説得して思いとどまらせていたことを告白。同社社長はメリー氏に謝罪するように中居らに伝えたにもかかわらず、「(中居らが)誰も挨拶に来なかった。これははっきりとさせておきます」と明言した。

 「中居らがあいさつに行かなかったため、激怒したメリー氏が一部スポーツ紙にリーク。大騒動に発展してしまった」(芸能記者)

 一方、「文春」はジャニーズ事務所の顧問で、関連会社「ジャニーズ・エンタテイメント」の小杉理宇造社長のインタビューを掲載。I氏が昨年10月ごろにメリー氏に“反旗”を翻し、双方が代理人を立てて話し合う事態になったことを明かした。その際、中居らはI氏とともに独立する意思だったというが、「木村君は『不満があるのはIさん(記事では実名)なんだから、俺たちを巻き込まないでよ』と話していたそうです。彼の気持ちは最初から一度も揺れていません」と話した。

 「いずれにせよ、I氏はジャニーズを辞めた後、芸能界に戻ることはできないだろう。中居らはI氏だけを“追放”してしまった責任を感じているはず」(同)

 いずれにせよ、ジャニーズ内でのキムタクの株は上がったようだ。 

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