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ミリオン歌手・沢田知可子を作詞家が提訴!

 1990年発売のヒット曲「会いたい」で知られる歌手の沢田知可子が、同曲をを手がけた作詞家・沢ちひろさんから著作者人格権侵害で訴えられたことを、発売中の「週刊現代」(講談社)が報じている。

 同誌によると、沢さんは幼い頃に死別した母との思い出を基に作詞したが、沢田は様々な現場で「先輩が交通事故で亡くなった経験と詞が重なる」、「天国の先輩が書かせてくれた」など自分の体験談を基にしたかのように説明。

 昨年9月に沢田がバラエティー番組で替え歌「安定したい」を披露したため、沢さんは「歌詞に敬意を抱いていない」と感じたという。今年7月には、沢田が「会いたい」のタイトルと歌詞を無断で変更した楽曲を収録したアルバムを発売。沢さんの抗議により、アルバムは販売中止になったが、回収の報告はなかったため、11月末に沢田の夫で所属事務所代表の小野澤篤さんとCDの販売元を提訴したというのだ。沢さんは同誌に対し、「沢田知可子さんには、私が作詞した『会いたい』を二度と歌ってほしくない」など怒りをあらわにしている。

 「結局、和解に至ったが、森進一が『おふくろさん』の台詞を勝手に変えて歌唱したとして、作詞を手がけた故川内康範氏を激怒させた“おふくろさん騒動”と重なる。ただ、川内氏は道義的観点から森の非を攻め立てたため、解決までは時間がかかってしまった。森の件もあるためか、沢氏は司法のジャッジをあおぐことにしたのでは」(芸能記者)

 沢田が替え歌を披露したのは、昨年9月15日に放送された「さんまのスーパーからくりTV」(TBS)のコーナー「ワケあり人生かえうた歌謡祭」。同コーナーには沢田のほか、平松愛理、小柳ルミ子、坂本冬美らが登場し、それぞれのヒット曲で自虐的な替え歌を披露。沢田はバブル期のマンション購入に失敗した“恨み節”を替え歌にして披露。番組内では「テレビ局側が、一切迷惑かけない、替え歌もこちらが用意する、歌うだけって言うので」と渋々オファーを受けたことを明かしていたが、同番組はすでに終了。

 沢田は8日付の自身のブログに「報道を観て大変ショックを受けております」とつづったが、出演したことを後悔しているに違いない。

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