昨年大みそか、地元広島で行われたデンカオセーン・シンワンチャーとのV5戦に失敗し、今後について態度を保留していた。この日から練習を再開し「試合が終わって、1週間後ぐらいから(試合の)ビデオを観て悔しさがこみあげてきた。このまま終わりたくない。もう1回、チャンピオンになりたい」と再起を決意した。
再起戦については未定。「もちろん(デンカオーセンに)リベンジしたい気持ちは強いですが、ウエートのこともあり、相談して決めたいと思います」。従来通りフライ級か、1階級上げてスーパーフライ級に転向するかを検討することになる。
金平桂一郎会長も「個人的にはウエートのことが非常に大きいと思っています。デンカオセーンと再戦するのも、ひとつの手かなと思いますけど、直接のリターンマッチはできないですし、階級にこだわらずベルトを巻きにいく」と話した。
坂田の4度目の世界挑戦がスタート台についたといえそうだ。
○ボクシング 藤本りえSフライ級王座奪取宣言
WBC女子フライ級10位の藤本りえが、ウサナコン・ゴーキャットジムと世界スーパーフライ級暫定王座決定戦(2月13日、タイ・バンコク近郊)を行うことを発表した。藤本は王座奪取を宣言した。
本来ならウサナコンが前王者とタイトル戦を行う予定だったが、前王者がベルトを返上。対戦相手が不在となり、タイのプロモーターが「強い日本人選手」を探していた矢先、藤本に白羽の矢が立った。
世界初挑戦が決定した藤本は「急に決まったんですけど、挑戦するだけじゃなく、必ずベルトを持って帰ります」とベルト獲得を誓った。