親同士の婚活「代理見合い」をきっかけに、初めて人を好きになった“年齢=彼女いない歴”の男が、燃え上がる恋のパワーで爆発的に変わっていく姿と、彼らを巡る家族の現代の肖像を描いた物語。
相手役を務めた夏帆は、目にハンデを持つ女性という難役ながら、星野の恋の相手役としてこれまでにない体当たり演技に挑戦。さらにそれぞれの両親役に平泉成、森山良子、大杉漣、黒木瞳という豪華俳優陣が出演している。
<星野源Q&A>
Q.映画の主演作品のオファーを受けて、どんな感想を持ちましたか?
嬉しかったです! 初めての主演オファーだったので、「ついに!」と思いました。
Q.星野さん演じる健太郎はどんな人でしょうか?
35歳のポリシーある童貞です。人と関わることを意識的に避けている所があり、本当はただ傷つくのが怖い男。それが恋をしたこと、それを妨害されたことで変わっていく。
Q.撮影でのエピソードをお聞かせください。
一軒家の壁に張り付いたり、裸で殴られたり、体を使う部分が多かったので、撮影が終わると体がアザだらけでした。面白かったです。
Q.映画の見所は?
市井監督の新しい感性とか、健太郎の心の動きとか、親達のバトルとか、たくさんあると思います。色んな要素が詰まっている作品だと思うので、ぜひじっくり観て頂きたいです。
<夏帆Q&A>
Q.脚本を読んだ感想は? 奈穂子役はどうでしたか?
とにかく脚本が面白かった。奈穂子は、可愛らしくて、とても良い子なんですが、また一方では難しい役だな、とも感じました。目が見えないということに加え、奥手なのにけっこう積極的な面もあったりして。
Q.撮影で一番印象深かったのは?
(天雫家と今井家)両家が勢ぞろいするお見合いのシーンは本当に面白かったです。皆さん、個性的でステキな役者さんばかりなので、奈穂子を演じながらも、その中に居られる雰囲気を楽しんでいました。
Q.星野さんとの共演はいかがでしたか。
すごく器用な方だと思いました。気持ちでお芝居する方だし、ご一緒してとても楽しかったです。とにかくすごく面白い方で、独特の雰囲気があって、自分をちゃんと持っている方だな、と。
Q.映画の見どころは?
健太郎と奈穂子が出会い、好きになって、自立していくお話だと思っています。誰かに出会うことで変わっていく2人を見て、勇気づけられる人がいるといいな、と思います。