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健介オフィス 狂犬コンビ乱入の波紋広がる

 健介オフィスが12日、都内で会見。11日の後楽園大会に乱入した“狂犬コンビ”後藤達俊&小原道由の真意が判明した。健介オフィス陣営は3・28博多大会への乱入を予告した小原の迎撃を誓ったが、新たな火種も浮かび上がってきた。
 狂犬コンビは11日の健介オフィス1周年記念興行を破壊。暴挙の動機は謎だったが、急きょ行われたこの日の会見で真意が明らかになった。小原は一部報道にあった健介発言が端を発していると主張。3・28博多大会殴りこみを予告した。

 一方、勝手な言いがかりをつけられた健介オフィス陣営は嫌悪感を露わ。乱闘に巻き込まれ多田統括本部長が負傷し「弁護士と相談して、法的処置をとる」(北斗晶社長)。さらに、決起した若手を集め「ウチはもう一度話し合いをして、いく人間をこの中からピックアップします。付き合うのは一回だけ」と「狂犬迎撃部隊」の編成を宣言した。
 だが、火種はそれだけではない。健介オフィスと業務提携し、興行にも参加していた闘龍門メキシコの南野武は「闘龍門にもケンカを売ってきたのと同じ。ウチのウルティモ・ドラゴンをバカにしているのと一緒です」。
 狂犬コンビ乱入事件でチラつき始めた闘龍門の影。さらなる波紋が広がりそうだ。

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