この日は先シリーズ黒覆面を被って王者への襲撃を続けたリッキー・マルビン=同左=と石森太二による次期タイトル挑戦者決定戦が行われた。トップロープ最上段から場外へのムーンサルトプレスやスプラッシュで圧倒した石森に、防戦一方だったマルビンが終盤に息を吹き返し、パワーボム式バックブリーカー連発で3カウントを奪取。
マルビンから、リング上で次期シリーズ開幕戦での王座戦を要求されたKENTAは「いつでもどこでもやってやる」と呼応。6・4後楽園ホール大会でのV2戦が正式決定した。一方、敗れた石森はKENTAとの決別を宣言。「あいつ(KENTA)のせい、マルビンのせいでストレスが溜まった。もう組めない」とタッグ解消を決断した。