「アンガールズは2000年に結成、2004年に『爆笑問題バク天!』(TBS系)、『笑いの金メダル』(テレビ朝日系)などで“キモかわいいキャラ”でブレイクを果たしました。その後、コンスタントに活動を続けています。彼らの所属事務所は業界内でも、タレントのギャラの取り分が少ないと言われるワタナベエンターテインメントですが、それでもコンスタントに出演を続けているので、1億円越えも不思議ではないでしょう」(放送作家)
田中は、ブレイク後も実家への仕送りは月5万円、兄弟の子供たちにもお年玉をあげない“ケチっぷり”で知られる。そうした溜め込んだ金が貯金1億円につながったのだろう。ほかの芸人たちはどうだろうか。
「有吉弘行は、『進め! 電波少年』(日本テレビ系)の『ユーラシア大陸横断ヒッチハイク』ゴール後に猿岩石としてブレイクを果たし、使うヒマもなかったため、一時期は7000万円の貯金があったそうです。しかし、仕事がまったくないどん底期をむかえ、貯金を切り崩す生活に突入します。とうとう金が底をついたタイミングで再ブレイクを果たしました。2004年に『残念!』のフレーズで『エンタの神様』(日本テレビ系)へ出演しブレイクを果たした波田陽区は、8500万円の貯金を作り、現在はそれを妻がやりくりしながら九州地区のローカルタレントとして活躍していますね」(前出・同)
ブレイクを果たした芸人にとって数千万クラスの貯金者はザラ。やはり1億円がひとつの大台といえそうだ。