「永山被告は原作でも人気のあるキャラクター・場地圭介役を好演。かなり泣ける話だったが、公開から1か月で興行収入は20億円ほど。思ったほどのヒットとはならなかった」(映画業界関係者)
劇場版の第1作は、当初は2020年10月9日に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による撮影の中断などが重なった結果、延期となったものの21年7月9日に公開。
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主演の北村匠海、山田裕貴、吉沢亮、眞栄田郷敦、間宮祥太朗、紅一点の今田美桜ら旬の豪華キャストを揃え、興収は45億円を記録。同年の邦画実写作品の中ではナンバーワンの興収となった。
そして、今年4月21日に続編2部作の前編「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-」が公開されたのだが……。
「興収は27億円ほどで、前作よりもかなりの減収。アニメ版はまだ続いているが、どうやら、原作のファンは1作で〝おなかいっぱい〟のようで、続編では映画館に足を運ばないファンが増えてしまった。ここまで続編で減収となったのが、人気コミックの実写版では『進撃の巨人』の後編以来。製作サイドが欲を出して興収の上積みを狙ったのがすっかり裏目に出てしまったようだ。製作にはフジテレビが出資。フジとしても、今後も続けられる人気シリーズになることを期待していたようだが、そちらのアテも外れてしまったようだ」(芸能記者)
今後も人気コミックの実写化がありそうだが、「東リベ」の続編の失敗は他作にとって反面教師になりそうだ。