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8月1日はバイキングの日。バイキングとラグビーをテーマにしたトークセッションでは、9月に開幕するラグビーワールドカップ2023フランス大会が話題になった。大野氏は「2015年のW杯では南アフリカを破って“世紀の番狂わせ”と言われましたが、今の日本はどの国にも勝てるくらいの期待感を持たせるチームに成長しているので、今回のワールドカップのパフォーマンスが楽しみです」と日本代表にエールを送った。
大野氏とともに日本代表のロックとして活躍した真壁氏。「2007年や2011年は、日本は弱小国で1回も勝ったことがなくて、周りの国も日本は弱いから試合日程も中3日でやっても大丈夫だろうと思われていて、ホテルのセキュリティが甘かったり、練習場がなかったりといったことがありました。強豪国の仲間入りをしたことで難しい戦いが続くので、それも見どころとして楽しんでいただければ」と日本代表の躍進に期待した。
ラグビー好きとして知られ、ラグビー日本代表の応援サポーターでもある浅野は「ラグビーと言うと、男性的で当たりが強いイメージがあると思いますが、ジェントルマンのスポーツとも言われ、規律もあって紳士な方が揃っています。今回のワールドカップで、ラグビーって熱くて楽しいなと思っていただけたらうれしい。日本からも応援をお願いします」と呼びかけた。
バイキングにまつわる思い出を聞かれて、大野氏は「現役時代は朝昼晩バイキング形式でした。ラグビー選手は一般成人男性の倍の5500キロカロリーを摂りなさいと言われます。体重が増えすぎてパフォーマンスが落ちると、後でヘッドコーチに特別メニューを課されるんです。ケーキが置いてあるんですけど、翌日に体重が少しでも増えると呼び出しを食らうので、みんな『ヘッドコーチの罠』って言ってました」と現役時代のエピソードを紹介した。
真壁氏は高校時代の“栄養合宿”に言及。「とにかく食べるだけの合宿で、朝昼晩の食事で必ず3キロ太れと言われて、あれは地獄でしたね。今はこんなことはないですが、あまりに大変で、石をポケットに入れたりいろいろやっていました」とラグビーならではの苦労を明かしていた。
日本におけるバイキング発祥の地である「インペリアルバイキング サール」(帝国ホテル本館17階)は、2023年8月1日にリニューアルオープン。65周年を機にこれまでのフランス料理に中国料理と日本料理を加えて、多彩なラインナップで来訪者を迎える。
(取材・文:石河コウヘイ)