前週最終回を迎えた本作。特別編では、一線を退いた風間公親(木村拓哉)を見送った伊上幸葉(堀田真由)は、残った備品を片付けていた際に組み立てブロック玩具で作られたミニチュアを見つけ――という場面から、これまでのストーリーの振り返りが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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最終回では、警察学校の教官となった風間の前に、遠野章宏(北村匠海)を襲った被疑者・十崎波琉(森山未來)が現れる。これまで一言も発さなかった十崎が初めて口を開き、「妹はどこだ?」と意味深な問いかけをしたことが話題に。
特別編では、そのセリフの真相かもしくはヒントが描かれるものと見られていたが――。
「最近の月9ドラマの最終回の特別編は、実質的な続編という位置づけ。本編から漏れてしまった真相や空白期間などが描かれることが多かったものの、今回の特別編はほぼ総集編。新たな映像はほぼ幸葉の言動だけで、風間と十崎の因縁が描かれることはなく、『妹はどこだ』のセリフも飛ばされていました」(ドラマライター)
ネット上からは「森山未來の『妹はどこだ』の続きは?」「なんのための放送?」「時間の無駄すぎる」「総集編はざっくりで妹はどこだの続きがメインかと思ってた」「妹のくだりはどうなるのさ」といったブーイングが聞かれている。
「幸葉にフォーカスが当てられていたこと、本編で幸葉が何度か意味深な表情を浮かべる場面があったことから、十崎の言う『妹』が幸葉なのではないかという見方もありましたが、結局今回の特別編では真相は分からないまま。十崎のセリフのヒントすら与えられないこの特別編に、がっかりした視聴者が多かったようです」(同)
特別編放送後も、劇場版や続編のアナウンスもなかった本作。多くの視聴者が不完全燃焼となり、モヤモヤしていた。