第8話は、皆実広見(福山雅治)と吾妻ゆうき(今田美桜)がバスジャックに遭遇。突然、発砲した犯人から吾妻をかばった皆実が撃たれてしまう。犯人は清水拓海(京本大我)と名乗り、なぜか乗客たちにSNSで事件を拡散するよう指示を出す。吾妻は隙を狙って護道心太朗(大泉洋)に助けを求めるが――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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第8話では、バスジャック事件の真相に対し、ネットからツッコミが殺到している。
実は“清水拓海”という人物は、2年前に幼稚園バスで女児が遺体で発見された事件で業務上過失致死の疑いで逮捕されたスタッフ。しかし、今回バスジャックを起こした“清水拓海”は、その人物とは全くの別人でありながら、同姓同名だったためネットで誤情報が拡散され、ネットユーザーによって人生を滅茶苦茶にされていた。
そして、ジャックされたバスの運転手は、幼稚園バスの事件で逮捕されていた清水。バスジャック犯の清水はそれを突き止めて、バスの中でネット配信を敢行し、無責任に事件を煽るネットユーザーに対し、「お前の言葉のせいで人が死ぬんだよ!」と運転手を殺害しようとしていた。
だが、心太朗らが改めて捜査したところ、そもそもの幼稚園バスの事件は、かくれんぼしていた園児が持病の心臓の発作で亡くなったという事故だったことが判明。幼稚園側は家族のプライバシーを守るために、病死だったという公表を控えたという。
心太朗はバスジャック犯の清水にこの事実を突きつけつつ、「お前は噂と書き込みに踊らされて何一つ自分で確かめることもなく、こんなことをしでかした」「お前も、想像力の欠片もないバカなネット民と全く同じじゃねえか」と指摘するという展開が描かれた。
しかし、この展開にネット上からは「元の事件も誤認逮捕じゃん」「病死なのに逮捕されたってどういう意味なのかわからん」「プライバシーを理由に病死隠す意味が分からん」「誤認逮捕されたのにプライバシー云々で事実隠ぺいって滅茶苦茶」「いや、そんなん報道されるやろ」といったツッコミが殺到していた。
そもそも、病死にも関わらず運転手が逮捕されてしまったのは明らかな誤認逮捕。その事実ごと隠ぺいされていたという設定に、多くの視聴者が疑問を抱いたようだった。