第5話は、インフルエンサーを狙った空き巣や強盗被害が各地で相次ぎ、皆実(福山雅治)は京吾(上川隆也)に、警察庁からのトップダウンで管轄をまたいだ捜査の協力態勢を取るように依頼する。その矢先に人気料理系インフルエンサーのナオン(わたなべ麻衣)が自宅で殺害される事件が発生。その後、同じ事務所所属で人気料理系インフルエンサーの青嶌(高梨臨)も暴行を受ける事件が起きてしまい――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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第5話で、ナオンを殺害したのは青嶌だと判明。自身の暴行事件は自作自演だったことも明らかになった。
動機は「ナオンが自身よりもSNSのフォロワー数が多い」というもの。さらに殺害後、ナオンのSNSのフォロワー数が多くなったのを見た青嶌は、インフルエンサーにストーカーまがいの行為をしていた古郡(芹澤興人)を脅し、自身を殴るよう指示していたことも発覚した。
人への暴行を躊躇う古郡に青嶌は「こっちは命かけてインスタやってんだよ!」と絶叫。結局、逮捕された後も「最後にスマホ見せてください」「一度でもいいからトップになりたかったんです」と懇願する様子が描かれた。
しかし、この動機にネット上からは「そこまでする?って感じの事件だね」「くだらねえ」「命かけてインスタはダサすぎて笑う」「インスタって命かけるほど大事?としか思えない」「そもそもインフルエンサーに共感できてないから、全てが大袈裟で薄っぺらく感じる」「バカじゃん」というツッコミが殺到していた。
「青嶌のフォロワー数は事務所3位で65.7万人。PR投稿はフォロワー数×単価3.5円のため、一回のPR投稿で約230万円は稼げていたことになります。生活がかかっているならまだしも、動機が『トップになりたかった』はあまりに幼稚すぎて全く共感の声が集まりませんでした」(ドラマライター)
「フォロワー獲得」は、人を殺す動機としては薄すぎたようだ。