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河野大臣「住所の表記ゆれにAI活用」発言に批判もIT業界から絶賛「素人ほど分かってない」の声も

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河野太郎デジタル担当大臣

 4日放送の『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に、河野太郎デジタル相が出演。マイナンバーカードを巡るトラブルへの対策を述べる中で、将来的に住所の表記ゆれにAIを使う構想があることを明かし、ネット上で反響を集めている。

 この日、元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏とともに番組に出演した河野氏。現在、起こっているマイナンバーに関するトラブルの対策と課題について語っていた。

 その中で、河野氏はマイナンバーにフリガナが振られれば、「誤登録がなくなります」と発言。法改正でフリガナが公証されるようになれば、名前、生年月日、マイナンバーがきちんと照合されるようになると強調した。

 ​>>玉川徹氏「この番組は政府から監視されてます!」河野大臣に訴え、ドン引きの反応も<<​​​

 一方、河野氏は「ただ、問題は住所のところが『港区赤坂一丁目2の3』と書く人もいれば『港区赤坂1の2の3』と書く人もいる」「『1の2の3』を半角で入れる人も入れば全角で入れる人もいるし、ハイフンで『1-』って入れる人もいる」と住所の表記ゆれの問題を指摘。

 その上で、「そういうところはAIで表記ゆれの判断をするみたいなことが、将来的にはAIの技術を使えばあり得るかもしれない」と話していた。

 しかし、この河野氏の発言について、一部ネット上で「こんなものにAIは不要」「周回遅れ」「そんなんExcelでええやん」「アナログ庁と呼ばれるわけだな」といった苦言が集まることに。発言を切り取った動画がSNS上で拡散され、今も批判を集め続けている。

 だが、ITに詳しいネットユーザーからは「普通にAIが最適な事例」「機会学習(AI)が非常に適している」「素人ほどAIの活用方法が分かってないんだな」「まさしくこれこそAIの活用を検討すべき物だろ」「河野太郎大臣やっぱりよく理解してるなという印象しかない」という絶賛の声が集まっている。

 日本の住所の不規則なシステムや表記ゆれは、IT分野で長い間問題になってきたこと。河野氏の発言はマイナンバーのトラブルの問題点やAIをよく理解しているものとして、専門家から評価を集めていた。

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