この日、元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏とともに番組に出演した河野氏。現在、起こっているマイナンバーに関するトラブルの対策と課題について語っていた。
その中で、河野氏はマイナンバーにフリガナが振られれば、「誤登録がなくなります」と発言。法改正でフリガナが公証されるようになれば、名前、生年月日、マイナンバーがきちんと照合されるようになると強調した。
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一方、河野氏は「ただ、問題は住所のところが『港区赤坂一丁目2の3』と書く人もいれば『港区赤坂1の2の3』と書く人もいる」「『1の2の3』を半角で入れる人も入れば全角で入れる人もいるし、ハイフンで『1-』って入れる人もいる」と住所の表記ゆれの問題を指摘。
その上で、「そういうところはAIで表記ゆれの判断をするみたいなことが、将来的にはAIの技術を使えばあり得るかもしれない」と話していた。
しかし、この河野氏の発言について、一部ネット上で「こんなものにAIは不要」「周回遅れ」「そんなんExcelでええやん」「アナログ庁と呼ばれるわけだな」といった苦言が集まることに。発言を切り取った動画がSNS上で拡散され、今も批判を集め続けている。
だが、ITに詳しいネットユーザーからは「普通にAIが最適な事例」「機会学習(AI)が非常に適している」「素人ほどAIの活用方法が分かってないんだな」「まさしくこれこそAIの活用を検討すべき物だろ」「河野太郎大臣やっぱりよく理解してるなという印象しかない」という絶賛の声が集まっている。
日本の住所の不規則なシステムや表記ゆれは、IT分野で長い間問題になってきたこと。河野氏の発言はマイナンバーのトラブルの問題点やAIをよく理解しているものとして、専門家から評価を集めていた。