『THE SECOND』は、芸歴16年以上の芸人が対象となる。15年以内の『M-1グランプリ』(朝日放送制作・テレビ朝日系)の出場資格を失ったベテラン芸人を対象として作られた大会だ。
太田光は「あれは面白かったね。あの華の無さね。なかなか出せないよ、今のゴールデンで」と毒舌を交えながら絶賛。「(優勝した)ギャロップ面白いしさ、マシンガンズ途中で息切れしてるっていう。2回戦で息切れしてるってさ。最高だよな、あの本当に泥臭い戦い」「ほぼ全員が客イジりするっていう。そんな大会あるかって」と呆れつつも、高い評価を与えていた。
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また、太田は『THE SECOND』の審査方法が客席からの投票だったことにも「あれはやっぱりいね。その場の面白さで」と話していた。初期は「M-1」も観客投票が行われていたが、後にプロの審査員になった。
その背景について、太田は「やっぱりさ、ワーキャー(言う)ファンがいて、人気投票になっちゃまずいっていうので、いろいろプロが見てとか、お客さん何割とかやっていたけど、『THE SECOND』ってその心配ないじゃない。ワーキャーファンがいるような人気者がいないんだ、一人も」と話していた。
太田はなおも「薄汚れてんだもん、みんな。画面が暗いんだもん。灰色なんだもん」と腐しつつも、かなり大会自体は気に入ったようだ。
さらに、太田はファイナル進出を果たしたスピードワゴンと三四郎と数日前にライブで一緒になった。2組とも廊下で、いつも以上に念入りにネタ合わせをしていた裏側も明かした。
スピードワゴンの小沢一敬からは「予選当日まで全然緊張なかった。(舞台の)袖行った瞬間に緊張が高まった」といったエピソードも聞かされたという。これには太田は「そりゃそうだろうなって。『M-1』とかでこれからっていうね、一回目の挑戦というよりも、俺らもそうだったじゃん。一回出てもう一回再挑戦の方が絶対緊張するよな」と再ブレークした自分たちの経験を踏まえて語っていた。
これには、ネット上で「太田さん的にはかなり好みの大会みたいだな」「確かに華がないのに面白いってすごいことなのかも」といった声が聞かれた。