学生時代から赤い服・金髪という恰好をしていたカズレーザー。お笑い界に詳しく、できる雰囲気を醸し出していた東ブクロとお笑いコンビを結成したのだが、実際は「ウンともスンともだった」と回顧。解散理由はカズレーザーが1つ年上で卒業したからと語られたが、別番組では、カズレーザーがバイセクシャルだったことを知っていた東ブクロが、ネタ合わせと称していつもは呼ばれない自宅に招かれ「やられる!」と思い解散したとのこと。
彼らのように元々コンビを組み解消してしまったものの、形を変えてそれぞれ活躍している芸人は多い。130Rのほんこんは、今田耕司と“ダブルホルモンズ”というコンビで活動。上ロース(今田)と骨付きカルビ(ほんこん)という芸名だった。ちなみに、芸名のほんこんは2代目。初代は相方の板尾創路である。
ロバートの秋山竜次と馬場裕之ともともと組んでいたのは、インパルス・板倉俊之。一時的にツッコミとして活動していたが「ボケをやりたい」と脱退。現メンバーの山本博を受け入れる形で“ロバート”が結成された。
このほかにも、宮川大輔と星田英利が“チュパチャップス”、イモトアヤコとフォーリンラブ・バービーが“東京ホルモン娘”、アキナの山名文和はアインシュタイン・河井ゆずると“河井山名”として活動していた。
「意外なところでは、ゴールデンボンバー・鬼龍院翔が、しずる・池田一真の“チョコサラミ”、俳優の田口浩正と芋洗坂係長の“テンション”、俳優の堀部圭亮と勝俣州和の“K2”などもいます」(エンタメライター)
やっていることは変わらないのに、相方が変わるとうまくいくこともあるという。相性や運なども必要なのかもしれないが、もともと才能がある人間は、どういう形であれ表に出るのだ。