番組は、イギリスでチャールズ国王の戴冠式が行われたVTRを放送する。祝賀ムードにも見えたが、司会の関口宏は「一部には君主制に反対する声もあった」と付け加える。コメントを求められた青木氏は、戴冠式で変化が見られたことに言及し、「人種や奴隷制と英王室がどう向き合うのかっていう問題も今、非常に問題になっていて、チャールズ皇太子(発言のまま)が積極的に発言したりとかしているんですね」と指摘。
そして、「それでもおっしゃるように、君主制に対する批判が相当に渦巻いている。だから今、イギリス王室というのは、この伝統を守るために変えるところは変えないといけないっていうのが、必死に模索している最中なわけですね」と話した。
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ここで青木氏は、なぜか日本の皇室に話を飛躍させ、「日本の皇室制度、天皇制度ってのはどうなのかなと。例えば、女系天皇だったりとか女性天皇だったりとかに対するものすごい相変わらずの抵抗感とか、あるいは家父長的な皇室のあり方とかね。このあたりもやっぱり伝統を守るんだったら、やっぱり変える。時代に合わせるっていうことも、同時にしていかないと、なかなかこう君主制っていうものは維持できなくなってくるんじゃないかってあたりを、我々もちょっとね、学ばなくちゃいけないんじゃないかなっていう気はしますよね」とコメントした。
イギリス王室の話題から日本の皇室に変革を迫った青木氏に、一部視聴者からは理解の声も上がっていたが、それ以上にネット上では「英国王室と日本国皇室の違いを説明していない。単純に比較することはできない。相変わらずの印象操作」「変えるところは時代に合わせて変えろと言いながら、憲法改正は否定する。単に日本の皇室を嫌っているだけ」「王室と皇室を一緒にするなんて。皇統を断絶させたいという意図が透けて見える」「公共の電波に乗せていい発言とは思えない」と憤りや疑問の声が相次いでいる状況だ。