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中日・立浪監督、打線テコ入れ無し発言に「最下位のまま終わるぞ」ファン激怒 開幕から続く貧打、球界OBも愛想尽かした?

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立浪和義監督

 4月30日に行われ、中日が「0-2」で敗れたDeNA戦。試合後に伝えられた立浪和義監督のコメントが物議を醸している。
                                                   
 中日は先発・高橋宏斗が「5回2失点・被安打6・四球4」と粘りの投球を見せ、後を受けたリリーフ陣4投手も全員がDeNA打線を無安打に抑える。しかし、打線がDeNA先発・東克樹に「9回無失点・被安打4・四球0」となすすべなく封じられたため完封負けとなった。

 今季23試合目で早くも8度目の完封負け(昨季は52試合目)を喫した中日。打線のテコ入れは急務といえる状況だが、試合後に取材に応じた立浪監督は「我慢してやっていくしかない。(一、二軍メンバーの)入れ替えはないです」と、野手の昇降格は考えていない旨を明言したという。

 >>中日・柳、立浪監督の強攻策に呆然? ベンチでうなだれ放心状態、スクイズ失敗直後の表情に同情の声<<

 この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「この状況で野手入れ替えないとか正気の沙汰じゃないだろ」、「貧打は明らかなのに何もしないつもりなのか」、「セ1人負け(5位と2ゲーム差の最下位)になりつつあるのに我慢する余裕ないだろ、マジで最下位のまま終わるぞ」、「誰一人打ててない助っ人を下げるだけでも効果ありそうなのに」といった批判が寄せられた。

 「今季の中日は30日終了時点でチーム打率がセ4位(.238)、得点数(56得点)・本塁打数が最下位(4本)と打線の勢いがサッパリ。特に状態が悪いのは助っ人野手陣で、現在一軍のアキーノ(.154)、アルモンテ(.161)、カリステ(.139)は全員打率1割台に沈んでいます。一方、二軍には鵜飼航丞(.314)、ビシエド(.333)といった打率3割超の野手もいるので、なぜこうした好調選手でテコ入れを図ろうという発想にならないのかと憤っているファンは少なくありません。ただ、立浪監督としてはMLB通算41本塁打のアキーノ、2018年に打率『.321』(セ5位)をマークしたアルモンテといった実績ある打者は復調すれば大きな戦力になると期待しているようです。また、鵜飼はプロ2年目・23歳とまだ若くじっくり育てたい、ビシエドは二軍本塁打ゼロと打球が上がっていないためまだ昇格には値しないなどと考えている可能性もあるのでは」(野球ライター)

 貧打の主要因となっているアキーノら3助っ人についてはファンだけでなく、30日の試合でラジオ解説を務めた野球解説者・小松辰雄氏(元中日)も「もう見切ってもいいんじゃないかとも思いますけどね」と愛想を尽かした旨を口にしている。こうした批判、不満を覚悟で立浪監督はもうしばらく我慢を続けるものとみられていた。

 ところが、翌5月1日にアキーノ、ブライト健太、味谷大誠の野手3名が二軍降格となったことがNPBから公示されたため、ファンの間では「は? 入れ替えナシは嘘だったのか?」、「何考えてるのかいよいよ分からなくなってきた」と困惑の声も広がっている。

文 / 柴田雅人

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