ジャニーズの大先輩で同じ状況下は木村拓哉。SMAP全盛期の00年12月に工藤静香と授かり婚。01年5月にフルート奏者のCocomi、03年2月にモデルのKōki,が誕生している。人気絶頂期にファンの反対を押し切って結婚、パパになった共通点があるせいか、プライベートでも交流が深い。
さらに同じ家族構成なのが、TOKIOの国分太一。年下の元TBS社員の妻との間に16年10月に長女、18年9月に次女が誕生している。二宮は国分のことを「おっしょさん」(師匠)と呼んでいる。出会いは、01年に放映された「USO!?ジャパン」(TBS系)。国分は「所長」として番組MC、嵐やジャニーズJr.らは「調査員メンバー」という立ち位置だった。
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嵐とTOKIOはルーツが同じだ。日本テレビ系深夜番組からゴールデンに進出して、世に出たのだ。TOKIOは、長寿番組「ザ!鉄腕!DASH!!」。日テレ系深夜枠からスタートして、日曜ゴールデンに進出。TOKIOが深夜を卒業した後、深夜枠に収まったのが嵐のバラエティ番組だった。国分は“TOKIOの源流枠”を大事にしていたため、後輩に譲渡してゴールデンにステップアップしても複雑な胸中だったと、テレビ誌の取材記者は言う。
「嵐はデビューしてまだ2年ほどでバラエティ慣れしておらず、垢ぬけていなかった。その不慣れさが、国分さんの目にはやる気がないように映った。『あんなダラダラやってるんだったら、あの枠、返せよ』と嵐に直接、キツめに言っています」
結果的に、嵐も深夜枠で腕を上げていき、「嵐にしやがれ」という新番組に改題されて土曜ゴールデンに進出。20年いっぱいで嵐が活動休止してからは、櫻井翔のソロMCである「SHOWチャンネル」となって、嵐枠を守っている。
嵐にバラエティのイロハを叩き込んだ国分師匠。“パパドル”となっても、両者の師弟関係に変わりはないようだ。
(伊藤由華)