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火10『王様に捧ぐ薬指』、また“契約結婚”ストーリーで不評?「見てられない」「つまらない」の声相次ぐ

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橋本環奈

 新火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』の第1話が18日に放送され、平均視聴率が7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。

 大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華(橋本環奈)と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷(山田涼介)が繰り広げる超打算的なシンデレラストーリーが描かれる本作。

 第1話は、「ラ・ブランシュ」という会社のウェディングプランナー職に務める綾華はある日、代表取締役の東郷に呼び出されてしまう。これまでその容姿で数々の男性を魅了して会社でトラブルを起こしてきた綾華は、いよいよクビかと覚悟するが、東郷から告げられたのは「結婚しよう」という言葉で――というストーリーが描かれた。

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※以下、ネタバレあり。

 実業家の金持ちイケメン男性と、貧乏だけど有能で容姿端麗な女性の契約結婚というのは、ネット広告でもありふれたストーリー。第1話では、そのよくある設定を超える意外性のある内容が描かれず、ネット上から苦言が集まっている。

 「本作は放送前に、橋本と山田が役名で結婚会見まで開くほどの力の入れようでしたが、東郷が結婚すればなぜ結婚式場を立て直せるか考えたかも不明、綾華も人身売買のような結婚を選んだ割には報酬が1000万円と高額とは言えず、2人の動機の薄さばかりが目立つ形に。第1話はお互いに憎まれ口を叩き合っていましたが、『なんでも言い合える中』というのが、今後の恋愛展開への分かりやすすぎる伏線としかなっていませんでした」(ドラマライター)

 ネット上からは「そもそもなんで結婚したの?」「設定がベタなんだからせめて内容で差別化しないと見てられない」「どうせ両想いになるのが見え見えだからつまらない」「契約結婚設定流行りすぎだろ」「いろんな契約結婚系ストーリー混ぜたような作品」という声が集まっていた。

 また、演じる橋本も山田も、大学生や高校生を演じられるほどの童顔。容姿端麗ではあるものの、“偽装結婚”という設定にネットからは「おままごとにしか見えない」「2人とも策略家には見えないから違和感ある」という指摘も寄せられていた。

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