第13回は、汽車や蒸気船を乗り継ぎ、ようやく東京へ着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)。二人が訪れた上野の博覧会会場には、見たことのない華やかな世界が広がっていた。万太郎は峰屋の当主として酒の品評会に参加するが、下戸なのに無理して酒を飲んだため酔っ払ってしまい――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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峰屋の当主として、博覧会での酒の品評会に参加した万太郎。当初、酒を勧められて断るも、「蔵元の当主同士、酒の話をする」と言われ、つい飲めない酒を飲んでしまう。
その後、酩酊した万太郎は自虐的に「下戸でカエルじゃき」「ゲコ、ゲコ、ゲコ!」などと叫びながら博覧会会場を飛び回るという行動に。そして大きな榎の木に登り、語りかけたり、再び「ゲコ~!」と叫んでいたが、制止しようとした寿恵子(浜辺美波)に一目惚れ。木から落ちてしまうという展開となった。
しかし、この大暴れしている間、万太郎が着ていたのは峰屋の法被。ネット上からは「子ども時代よりも子どもになってる」「酒蔵に興味ないとしても、責任感ゼロはイライラする」「ただのアホ当主じゃん…」「子どもの頃は秀才だったのに」「完全に峰屋の品格落としてる」といったドン引きの声が聞かれていた。
「この大暴れの背景には、酒蔵の当主なのに下戸である万太郎の葛藤や悩みもありましたが、それにしても行動が子ども染みている上、周囲に迷惑を掛けまくり。見ていてイライラした視聴者も少なくなかった様子。寿恵子との出会いのきっかけともなりましたが、幼少期時代から成長していないどころか、子どもっぽくなってしまった万太郎にブーイングが殺到してしまいました」(ドラマライター)
今後も、万太郎のイライラキャラは続くのだろうか――。