9日に投開票が行われた大阪府知事選挙では、吉村洋文氏が再選を果たし、松井一郎氏が引退した大阪市長選挙でも、維新系候補である横山英幸氏が当選し、ダブル選は大阪維新の会が圧勝した。
また、維新系候補は大阪府議会、市議会選挙でも過半数を獲得。さらに、維新からこれまで協力関係を築いてきた公明党との関係をリセットする声も出ている。
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こうした流れを受け、橋下氏は11日のツイッターで「公明党は『大阪都構想の住民投票を組織の総力をあげて可決に持ち込むので、大阪都構想が実現した暁には衆院関西6区を譲ってもらいたい』という提案を維新にすべき」とツイート。さらに、別ツイートでは「公明党が大阪都構想の実現に動くべき」とも提言している。
これまで、大阪都構想の賛否を問う住民投票は2回行われて、どちらも否決されている。2020年に行われた2度目の投票では、これまで反対だった公明党が賛成に転じた。だが、ここへ来て維新側が公明党との関係をリセットする動きが出ている。
橋下氏は、今こそ公明党が積極的に動いて、大阪都構想の実現に動くべきと提言する形となった。
これには、ネット上で「いい取引だと思う」「これは、橋下さんに言われなくてもやると思う」といった声が聞かれる一方で、「橋下さんとは思えないお言葉。あの手この手の問題ではないと思っています」「実現のためなら仕方がないのかもしれませんが、議席数の取引は見てて気持ちの良いものではありませんね…」といった橋下氏の物言いを懸念する声も聞かれ、賛否両論を巻き起こす形となった。
記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo