警察によると、男は5日午前7時42分頃、パトカー内で職務質問を受けていた際、アルコール検知に使用するガラス製の検知器を左手で握りつぶして破壊した疑いが持たれている。その後の調べで、男の体内から基準値を超えるアルコールが検出されている。
男はこの事件の前、岩美町で追突事故を起こし、逃走。被害者がナンバーを覚えていたことから手配がかけられ、警察が車両を発見し、職務質問をしていた。警察の取り調べに対し、男は「警察官の公務を妨害したことは間違いない」と話しているが、「妨害するつもりはなかった」と一部容疑を否認しているという。
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なんとも常識を欠いた事件に、ネットユーザーからは「なんという常識はずれの行動なのか。酒を飲んで事故を起こしたうえ逃走し、捕まって検知器を壊す。あり得ない」「事故から逃げ切りたかっただけだろう。言い訳が許せない」「警察官の器物を壊した時点で抗弁のしようがない妨害行為」などと怒りの声が上がる。
また、「代行運転なり、なんなりを使うべき。公共交通機関の整っていない地域は、飲酒運転防止の意識が低いのではないか」「かなり悪質。反省をしている様子もない。悪質なので実刑をお願いしたい」「ムカついて飲酒運転検知器を壊しておきながら、故意性を拒否するとは信じがたい」などの声も出ていた。
飲酒運転は、過去に重大な死亡事故を幾度となく起こしてきた危険行為であり、大きな犯罪である。