山口氏は1988年10月、16歳でジャニーズ事務所に入所。1994年9月、「TOKIO」としてシングル「LOVE YOU ONLY」でCDデビュー。以降は、国民的アイドルに上り詰め絶大な人気を博した。私生活では2008年3月、5歳年下の元モデル女性と結婚。同年5月、ボーイズグループ・CROSSING RAINのメンバーの長男・Shotaro、2010年9月に次男が誕生した。グループ初のパパとなる一方で、2011年8月には無免許運転で書類送検(後に不起訴処分)。2016年8月、離婚を発表し同日、ジャニーズでは異例の離婚会見を都内で開いた。
山口氏は、会見を開いた理由について「自身の口からみなさまにご報告できたら」と説明。当時、世間からは「良き夫」「子煩悩」といったイメージが強かった山口氏だけに、突然の離婚発表は大きな衝撃を与えた。
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離婚の原因について「自分が本当に未熟で、自分本位で幼稚だった」と語り、山口氏は仕事や趣味のサーフィン、スタッフとの食事などの人付き合いを優先し、子育てや家事を前妻にすべて負担させていたと明かした。
さらに、山口氏は当時の家庭状況について「週2、3回帰れるか帰られないかという生活の中で、すべて家事を彼女に負担させて、そういう中で彼女がいろいろ、そこで彼女に甘えてしまった」と振り返り、「そのおかげで彼女がすごく疲れてしまったり、ストレスだったり…」と説明。離婚話は、夫婦の間で3年ぐらい前から浮上していたといい、話し合いを重ねてきたと主張した。
また、離婚の条件に関しては「養育費だったり、子どもに関わるすべてのことは、私が持つ」と公言。約40分間の会見の中で山口氏は、矢継ぎ早に飛ぶ質問にも丁寧に自分の言葉で受け答え、ネット上でも人柄が見えた離婚会見だったなどと絶賛の声が寄せられていた。
「会見でとくに印象的だったのが、離婚は『女性問題ではない』、と強く否定していたこと。ですが、山口氏には女性関係のうわさが業界内でも広まっており、一部では離婚の理由は“酒”と“女”だともっぱらでした」(芸能関係者)
2018年4月、山口氏は未成年女性に対する強制わいせつ罪で逮捕された。翌5月、一部のニュースサイトは山口氏の女性問題を掘り返し、婚姻時に自宅とは別に都内のマンションを“衣装部屋”と称して借り上げていたと報じた。記事では、山口氏が自宅にも帰らず、そこで好き勝手やっていたとし、その結果、離婚に至ったとしている。
さらに同年4月のニュースサイト『日刊サイゾー』は、離婚前後に親密な仲にあった女性に触れ、「その女性は当時、未成年だった」と報じた。記事によると、女性はタレントとして活動しており、「比較的大手の芸能事務所に所属していた」という。だが、女性は大学卒業を機に芸能界を引退し、「ある民放テレビ局でアナウンサーとして活動している」と関係者の声として伝えた。
にわかに信じがたいが、山口氏が会見で語っていた「自分本位」「週2、3回帰れるか帰られないかという生活」という言葉のウラには女性の影があったのかもしれない。同月、ジャニーズ事務所から山口氏との契約解除が発表、酒気されTOKIOも脱退。以後は、アルコール依存症の治療に専念するとしていたが2020年9月、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。
今月24日、ニュースサイト『週刊女性PRIME』では、冒頭のHPについて触れ「“完治しないと医師に宣告された”“病気を克服する方法はただ一つ”などと、まるで自分は被害者か悲劇のヒーローかのような物言い」と一刀両断。その一方で、山口氏の会社設立後、元妻は自身のインスタグラムに「We're so proud of you(私たちはあなたを誇りに思う)」とのメッセージを寄せている。
いずれにせよ、山口氏の復活が“いばらの道”であることは想像に難くない。かつてのスーパーアイドルの行く末に今後も注目が集まる。